気分が晴れない時には軽く運動を
秋になって、朝目覚めた時などに寂しさを感じることがあります。
秋は中医学では、「悲しみの季節」とも呼ばれています。
気温が下がり、日照時間が短くなることで気分も沈みがちです。
太陽を浴びることで、ビタミンDを生成する人体ですので、必要な栄養素が足りずに脳が身体を休ませようと働き、私たちのやる気を削いでしまいます。
対策としては、
「意識的に太陽の光を浴びること」です。
特に秋と冬には重要になってきます。
日光浴もいいですが、一番効果的だと思うのは
「ウォーキング」です。
カッコよく言いましたが、お散歩のことですね。
抑うつや、無気力な時にいきなり激しい運動や筋トレをするのは続きません。
無理は続かないのです。
自分が心地良いと感じる程度で、時間も行き先も決めずにお散歩してみませんか?
植物や木など普段は気にも留めない生命を見てみましょう。きっと穏やかな気持ちで見つめることが出来ると思います。
もちろん気持ちだけじゃなく、体調にも影響します。
「気分を晴らすために散歩しなきゃ」ではなく
「心地良さそうだし、散歩してみようかな?」
と思う時だけでいいのです。
体調が悪い時は、無理せずに自分を労ってあげましょう。
「頑張ったね」って自分に思ってあげましょう。
太陽の光を浴びながら運動、これがいままでの人類が行ってきた習慣です。
運動する生き物だったのです人間は。
それが現代になって動かずにご飯が食べられる仕事が出来る、車で移動するなどに習慣が変わりつつあります。
過渡期である私たちはまだ身体が動かない生活をするようにDNA進化していません。
是非、身体が喜ぶ習慣を。
お散歩して「気持ちいいな」って思えたら今日は100点満点です。