療養日記メモ

療養日記などを書いていきます。

【転載】お腹って温めるところ?冷やすところ?

 

転載元

https://plaza.rakuten.co.jp/toushutsuan/

 

昨日の日記で本当は腸は温めるところじゃないんだよ
という事を少しお話しましたよね。

もともと特に哺乳類について言えば
おなかはあまり温めるべきところではないんだということです。

「え~。ホンマかいな!」って感じでしょうが、どうやら本当みたいです。

ボクもこの話を聞いたときに何を根拠に・・・ということになった時
納得させてくれたものは・・・獣(けもの)たちです。

「けもの」とは、もともと「毛の生えたもの」
という意味なんじゃないかと勝手に思っていますが
毛が生えるところというのは寒いときには身体の保温をしているところであり
熱いときには汗をかくことで体温調節がしやすいところですね。

だからある意味人間だってけものですよね。

人間が勝手に他の動物たちと区別するために
けものとは人間以外の毛の生えた動物と定義しているだけのような気がしますが・・

まぁ、また話がそれてしまうのでそれは置いといて。。。


何かを守っていかないといけない場所に毛が生えているとしたら
内臓のいっぱい詰まったおなかに毛が生えていない、
もしくは薄いというのはいったいどうしてでしょう?


基本的にはエンジンで言ったら空冷のラジエターのようなものなんだということだ
と。
体温が37℃くらいだとすると
真夏の熱いときの外気温よりも高いくらいの環境に食べたものはあるわけですから
それ以上にはならない様にしないといけないということですね。
温度が高ければ良いってもんじゃないですからね。

でも他からの寒さに耐えられるようにしないといけないところだけは

毛がしっかりと生えていると考えた方が自然かな・・・ということです。

「え~。でもおなかは冷やしちゃいけないって言うじゃない!
昔の人は腹巻きとかしなさいって言うじゃない!」
って、思うかもしれません。

確かにそんなものをとらなくてもおなかが冷えると調子が悪くなることもありますか

腹巻きがいけないといっているわけじゃありませんよ!
念のため。

構造的なことでの問題が出ることはありますが。。。(これはまた別の機会に)


動物だって寒いときには身体を丸めておなかを隠しますからね。


・・・でも、人間様は野生のご先祖様のときとずいぶん違った生活をしています。
今すぐ戻れといっているわけではないですし
ボクも戻れといって腹を出して裸に近い格好していたら(怖い!)
すぐに風邪ひいたり、冬なら凍死してしまうでしょうから(笑)

そんなことを言っているんじゃないですけれども
例えば現代人は冷たい飲み物・食べ物、身体を冷やす食べ物などを
昔の人よりも断然多く摂りますよね。
そして恐ろしいことにそれが当たり前と思っている。。。

特にここ30年余りくらいで一気にその傾向は進んでしまいましたね。

それまでの冷蔵庫、冷凍庫のあまり使わなかった時代とは
あまりにも生活が変わってしまったということだけは
認めた方が良いかもしれませんよね。


だから、昨今の「冷えが問題だから・・・」といって
必要以上におなかを温めるのは
なんか「本当の原因を置いてきぼりにして対処療法に走っていないかい?」
ってことなんですよね。
言いたいことは。。。

何事もそうなんですが、処置をしなければいけないときはする。
でも原因を省みなかったら意味がないよということですね。

確かに骨盤の下部には冷やしてはいけない部分も多いので(例えば子宮とか)
本当に冷えて代謝が悪いのであれば暖めた方が良いんだと思います。

女性の下腹が皮下脂肪がたまりやすいのもそのためですもんね。
外気の寒さを守るために・・・

だから、腰湯(半身浴)は骨盤の上のライン
(身体の横に手を当てて、肋骨の下から手を滑らせて
下げて行った時に引っかかる骨盤の骨の高さ)
までだよということになるんです。

ですから、本当に身体の芯が冷え冷えになってしまっている人の場合は
温熱的な療法もとても効果的なものがあると思うんです。

また、活性化するために熱を発生して温かくって効果があるものもあるけれども
実際にはそのとき発生する光線だったり薬草の有効成分だったり
刺激であったり、遠赤外線の細胞活性機能だったり
温かいという気持ちのよさから各種ホルモンの分泌が盛んになる
・・・ということだったりする副産物的なものも
大きく作用していることもあるということですね。


・・・まぁなんにしても、何事もほどほどにしないと、
自然の流れを逸脱していると大変だよということですね。

冷たい飲み物大好き、氷大好きって言う人、とっても多いですよね。
ビール大好きって人も多いでしょうが
冬でも関係なく年中ビール飲んでる人って
やっぱりおなかがカチカチに冷えてます。


こういう人はやっぱり身体の中に温まるもの
(食べ物、物理的な処置、プラスの想い)を入れていってあげないと
身体だって
「もういい加減にしてくれ!ストライキだ!」ってことで
ぎっくり腰になったり、内臓疾患になったりと、暴れたくもなりますよね。

身体だって声を聞いて欲しいということですね(笑)

(注)これは自分の考えとして書き上げてみたものなので、
どこまで本当かということは絶対の保証があるわけではありません。

でも、もし参考になる考え方があったら頭の隅のほうにおいて置いてくださいね!

いい結果が出て使えたらその人に合っているということですものね。
自分の身体ですから,しっかり自分の身体の声を聞いてみて
試行錯誤してみるのも良いんじゃないでしょうか?