自然治癒力-現代社会において-
私たちには「自然治癒力」というものが備わっています。
子供の頃の睡眠時間は、確実に長くなっているものです。
人間の赤ちゃんは1日のうち20時間を睡眠に使っているそうです。
どこかにお出かけして、疲れてはしゃぎまわって、もう帰りの車では寝てるなんてよくあることなのかなと思います。
成長のために睡眠時間を長くするのが一番ですが、自然治癒力によって疲れや未病を治します。
さて、成人して大人になって
「なんだか昨日の疲れが取れなくて…」
「不定愁訴が続く…」
なんてよく聞く言葉ですが、自然治癒力はどうしてしまったんでしょうか?
IT社会の現代においてパソコンやスマートフォンから受け取る情報は膨大です。
パソコンや携帯が無い時代にあって今の時代に無くなってしまったものは
「ぼーっとする時間」だと思います。
自律神経の話になりますが、
暗い夜に明るい画面を見続けることで、交感神経は働きっぱなし。
副交感神経が働く時間が無くなっているのが現代です。
少しのスキマ時間についつい見てしまうスマートフォンを一度おいてぼーっと1点を見つめてほしいのです。
電車に乗ってるなら、流れてる景色を
自宅にいるなら外の景色をぼーっと眺めてみる。
そして、浮かんでくる自分の考えを客観的に見つめてみてください。
客観的に見つめることはどんな時でも、落ち着きや穏やかさを取り戻す大切な要素です。
自然治癒力は、勝手に任せるだけでなく自分が手助けすることができます。
・夜23時には横になる。
(仕事の関係上難しい場合はご飯、お風呂の後に電気機器に触れずに寝床に入る)
・寝る1時間前にはスマホを見ない。
・1日の中にマインドフルな時間を作ってみる。
(瞑想と同じく呼吸でもいいですが、散歩や写生など自分がイマに集中できる時間。)
ほんの少しずつでいいんです。
頑張ってきた自分を褒めて労ってあげてください。
自分は一番近い他人である。という気持ちを持って自分を愛していきましょう。